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教育・福祉

教育について思うこと③

ノーベル賞の季節がやってきましたね。サラリーマンが受賞したと話題となった田中耕一さんで有名な島津製作所に勤めていたことがありますし、ノーベル賞の理論を使った論文もありますので、この季節になると、ついつい賞の行方を気にしてしまいます。

さて、私の論文というのは、未だ日本人の受賞が叶っていない経済学賞の理論を基にしていました。このプロスペクト理論を初めて目にした時には、学問的な面白さを心底感じたものです。書かれた当時を想像すると、非常に独創的な観点から描かれた斬新な内容だと、今でも思います。

我が国の研究環境を考えるとどうでしょうか。研究分野にもよるのでしょうが、独創的過ぎるとむしろ評価されない傾向は否定できません。評価する側(師匠)と評価される側(弟子)の力関係が偏り過ぎないように、教員は気をつけて欲しいですね。私の日本の師匠は、本当に自由に、独創的な研究を応援して下さったので助かりました。幸運でした。

私も弟子には、自由に、独創的な研究を勧めてきました。こうやって、代々受け継がれるものがあります。

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