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教育・福祉

教育について思うこと⑥

そうそう、書き忘れていました。ノーベル賞の季節になると、きまって話題となるのが研究費です。大隈良典教授は、研究費を増額して欲しいと述べていましたが、確かに、その通りなんです。

大学教員の研究費は、大きく分けると2つの出所があります。ひとつは、文部科学省の科学研究費補助金です。もうひとつは、所属機関(大学や研究所)の個人研究費です。簡単に言えば、科学研究費は、研究内容が審査に合格したらもらえます。個人研究費は、ヘンなことに使わなければ自由に研究費として使えます。

実は、科学研究費の審査というのが難しいもので、ちゃんとした審査委員が評価しようにも、あまりにも斬新な研究というのはなかなか合格しません。もしかすると、過去の研究を否定するような内容は、合格しづらいのかもしれません。昔から信じている理論を批判するような研究内容は、審査委員になるような先生には受け入れがたい心境もあるわけです。

欧米の研究が必ずしも進んでいるとは言えませんが、近所や知り合いの研究“村”基準の審査委員は良くないです。学問業界の人々には、様々な知見から見て、価値ある研究と言えるものに研究費が配分されるような仕組みづくりを目指して欲しいものです。

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