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教育・福祉

教育について思うこと⑩

学力低下の傾向は、「分数ができない大学生」に象徴されるように、様々に指摘されていますが、これは、大学進学率の上昇に伴う現象のひとつなのかもしれません。つまり、昔は、人口は多かったなかで、大学生になる人は少なかったわけで、学力の高い人が大学生だったと言えます。しかし、現代は、人口は少なくなり、大学生になる人も増えましたので、それほど高い学力がなくとも大学生になれる時代なのですから。

「分数ができない大学生」に似ている学生にも沢山出会いました。「割合が解らない大学生」です。彼らは、物事がどこまで進んでいるのかを理解するのが苦手でした。「20%は終わった」という表現が伝わりません。「20%引き」という商品がいくらで買えるのか解らないので、「○○円引き」と書いて欲しいと訴えました。

経営学者として、○割引という価格表示の意味が通じなくなりつつある時代を感じたものです。しかし、昔の中学生は、○割引の意味を解っていたと思いますがねえ。。。となると、教育の質的な変化があったとしか思えないですね。

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