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社会

日本国憲法について思うこと③

街の話題としてはまず出てきませんが、通勤で駅に向かう人のなかには、街頭演説中に私に意見を求める人も稀に現れる課題です。そういう人は、既に確たる考え方を持っている方が多く、会話によって自説を変える人は少ないのですが、たまには私の話で考え方を柔らかくしてくださる人もいます。あまり知られていない裁判官の給与規定の条項から会話を始めると、改憲派も護憲派も対話できることが多いようです。

たとえば、第79条6項には、「最高裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。この報酬は、在任中、これを減額することができない。」とあり、下級裁判所について同様の内容が第80条2項に規定されています。言い換えれば、犯罪者となった公務員は、発覚時に概ね懲罰を受けるのに対して、裁判官だけが犯罪者となっても弾劾裁判が終わるまで給与が満額支給されることになっているわけです。この条項に違和感を覚える人は多いのではないでしょうか。

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