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教育・福祉

教育について思うこと⑯

我が国の教育に使われる予算は、もっと増額すべきだと思います。国家予算における教育に関する予算、文教科学費の割合が少なすぎることを指摘しておきます。

たとえば、2016年度予算案では、一般会計総額96兆7000億円のなかで、文教科学費は5兆3580億円、約6%に過ぎません。福祉国家として名高い北欧では20%が教育費に充てられます。北欧では、教育費は初等教育から高等教育まで全て税金で賄われます。これに対して、我が国では高等教育以降は、保護者の経済力に左右される環境にあり、子供の向学心だけではどうにもならない現状があります。たとえば、経済的に子どもを塾に行かせられる家庭と、そうでない家庭の違いや、高校や大学に進学させられる経済的余裕のある家庭とそうでない家庭の違いは大きいのではないでしょうか。

たとえば、フィンランドでは、大学院までの教育が無償だそうです。そこでは、純粋に学力面で進学できる人とそうでない人が生まれることになります。進学という面だけで見れば、よほど公正な仕組みだと言わざるを得ません。また、教員も、修士号を持つ者で構成され、高度な教育環境が提供されているものと推察されます。我が国も、このような例を参考に、人材育成の仕組みを再構成すべき時期に差し掛かっていると思います。

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